FireFoxをダウンロードしてみたら、なんと絵日記のレイアウトが崩れてしまっていました!
がびちょん!
というわけで、FireFoxで一生懸命直して、InternetExplorerで確認したら……ナンテコッタイ、崩れてるじゃないか!
もうあきらめて、IE仕様にしました。
自分はFFだけど。
そして、整頓してたらミステリ書きたくてうずうずしてたときに、耐え切れずに書いたメモが出てきました。
このままでは公開することもなさそうなので、今ここで公開です。
銀の世界にまたふわり、ふわりと雪が舞う。
裏庭に面した部屋の窓からは、誰にも汚されていないまっさらな白が広がって見えた。
なんて忌々しい風景だろうか。
憎悪のような感情が腹の底から込み上げて来て、思わず笑った。
雪景色が憎い、なんて、他人からすればおかしな話だろう。
柔らかそうな雪がゆっくりと空から落ちてきて、雪野原へ吸い込まれていくのを、いつの間にか目で追っていた。
積もり重なった雪に、降ってきた結晶たちが触れてその境界を失くす。
次から次に舞い落ちては消えて行く姿を見つめながら、自分の輪郭も徐々に曖昧になっていくような気がした。
躯の中にじわりじわりと黒い染みが広がって、一粒の雪が無数の雪の中に飲み込まれていくように、この身は闇に溶けて、そして、いつか世界から消えてなくなるのだと、そんな感覚…いや、予感がずっとしていた。
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